fermongの万年筆

本、映画、街歩きで見た、聞いた、感じたことについて

ブログ、意外と長続きしませんね〜

 こんにちは。femongです。

 その場の思いつきで初めたこのブログですが、私の性格上案の定長続きせず、横須賀の記事と幾つかの映画の記事を小出しで公開してほったらかしにしてしまっておりました。

 自分の考えをドバッと放出するつもりが、いざ書いてみると自分の考えを言葉にするのが難しい。筆が進まない。なんだかめんどくさい。おかげで最初は満ち溢れたやる気も、きちっと締められてない蛇口のごとくちょろちょろとしか出てこなくなり、やがて枯渇してしまったという有様でございます。

 そういったやる気、すなわち自分の考えを言葉にして発表したいっていう気概がどこから来るのか考えてみると、結局承認欲求に落ち着くんだと思います。現代の若者はあらかたSNSを使って自らの承認欲求を満たしています。「いいね」「リツイート」が欲しい!という風に。

 そもそもTwitterFacebookのような現代のSNSでは、人とつながることが主眼に置かれていますから、それによって承認欲求が満たされるというのもそうした「人との繋がり」によるところが大きいんだと思います。例えば何か投稿する、そうすると大したことがない内容であったとしても仲のいい繋がっている人たちが「いいね」を返してくれるわけです。

 でもブログというメディアは、人とのつながりを主眼にしているわけではありません(まあそういった機能もありますが)。他者からの承認をブログを書くことで受けようと思えば、むしろ記事の内容や読みやすさが勝負になってきます。そういったカラクリを知らないまま、現代のSNSにどっぷり浸かった状態でブログを初めても、なんだか想像していたのと違う、頑張って書いても誰もいいねもくれないしコメントもしてくれない、面白くない、となってしまうのかなあ?と考えたりしています。少なくとも私がブログを放棄してしまったのもそういう理由ですね^^; もうすっかりSNSスタイルの承認欲求の満たし方──他者からの承認という対価が予定調和的に得られる──に飼い慣らされてしまっていて、ブログのようにコンテンツ重視、いわば実力主義の世界に相対してすっかり萎縮しまったわけでございます。それは私に限らないようで、他の更新がないブログを幾つか拝見しましたが、やはり初期の段階で挫折しているものが最も多い印象を受けました。コンテンツを充実させて閲覧者数を稼いでいけばブログでも承認欲求が満たされていくのでしょうが、そこに至るまでが茨の道だと感じます。

 一度は放棄したブログですが、承認欲求は別の手段で満たすことにして(笑)ちょこちょこ更新していけたらと思います〜。

 

 

映画レビュー Vol.2 大傑作「ミッドナイト・ラン」はどう面白い?

こんにちは、fermongです。

1988年公開のアメリカ映画「ミッドナイト・ラン」を鑑賞しました。映画ファンを自称する者として、なぜこれほど面白い映画を見過ごしてきたのだろうと恥ずかしくなるほどに面白い映画でしたので、ご紹介します。

  • 基本情報
  • レビュー
    • あらすじ(ネタバレなし)
    • 見どころ(ネタバレあり)
      • 練りに練られた脚本
      • 個性的、そしてどこか間抜けなキャラクター達
      • 80年代アメリカの、どこか懐かしい風景
      • 最大の魅力: 2人の友情
  • まとめ(ネタバレなし)
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都市歩きVol.1 日仏友好が生んだ「横須賀」を歩く その1

 こんにちは、fermongです。

 先日、横須賀まで足を運んだので以下、その時の記録を掲載しています。その1と題したこの記事では、筆者が主に横須賀駅前周辺を歩きながら遭遇したことも含めつつ、横須賀が発達した初期の歴史を中心に記述しています。この記事を読めば横須賀が軍都として発展した原点について知ることができるでしょう。そこには、現在アメリカの海軍が駐留している事実からは意外にも思える、フランスの存在がありました。

 自分が誰も知らない、そして誰も自分を知らないような街に繰り出して気ままにブラブラするのは、日頃のゴタゴタから解放されて目の前の風景だけに集中できるせいか、やはりいいものですね。

  • 着く前から始まる都市散歩。横須賀線に隠された秘密
  • 艦艇に見守られる街
  • 単純かつ最大の疑問:なぜ横須賀は軍都として発展してきたのか?
    • フランスの協力
    • なぜ横須賀だった?
  • まとめ
    • リンク
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映画レビュー Vol.1 「カッコーの巣の上で」のねじれ構造

こんにちは、fermongです。

1975年公開のアメリカ映画、「カッコーの巣の上で」を鑑賞しました。非常に良く出来たヒューマンドラマだと思うと同時に、なぜか作品に入り込めない部分があったのでその理由を考察してみました。

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ブログを始めました。

はじめに

初めまして、fermongです。

常日頃から僕は小説や映画、旅行、街歩きを趣味としているのですが、そこで感じたこと、考えたことを発信する場を、と思い立ち、ブログを始めた次第です。

実際の友人とでも共有しておけば良い、という指摘はもっともなのですが、僕自身、限られたメンバーとしか交流できていないのが現状であり、もっと幅広い視野を持ちたい、とこのインターネットの大洋に漕ぎ出しました。

まだ一隻の小舟でしかありませんが、よろしくお願いします。

 まずは自己紹介から。

fermong…筆者です。関東在住。男。小説・映画なら古今東西問わず幅広く鑑賞します。国内旅行に傾倒していて、貧乏旅行を重ねた甲斐あってほぼ全ての都道府県に上陸し、多くの都市・農村を見て回りました。その経験もブログに盛り込めたらなと思います。

ブログの趣旨・方針

記事内容は以下の4つに絞るつもりです。

  1. 書評 (主に小説)
  2. 映画評(主に洋画)
  3. 都市・地域評(日本国内)
  4. 雑記

雑記とある時点で絞れていない気もしますね…笑。3つ目の都市・地域評というのは、国内の都市やその中の地域を訪れた際に、違和感を覚えた点、興味を惹かれた点、についてそれぞれの都市・地域ごとに記すつもりです。その地域の歴史・地勢も織り交ぜた考察も加えられたらな、と思います。評、と書くと偉そうですが、単に僕という一個人の抱いた感想、程度に思ってください。どんな内容になるか未知数ですが。

1、2は単なる書評、映画評です。独自性を出せたらな、と思います。

 これぐらいでしょうか…。こんな意気揚々とした記事だけ公開しておいて更新がない、何てことがないように努めます笑。

 ブログのタイトルは小川洋子さんの短編、「キリコさんの失敗」に登場する万年筆からとりました。主人公の「私」にとって、父からもらった万年筆は、世界のあらゆる存在を文字にすることでそれらに意味を与えることのできる、いわば魔法の道具でした。

このブログがその「万年筆」のように、世界のどこかの何かに少しでも、自分なりの意味を与えることができたらな、と願ってやみません。